今回は犬の熱中症についてお話します
ワンちゃんは人間の様に発汗による体温調節がなく、口によるパンティング(短いサイクルの浅い呼吸)によって口腔内の水分を蒸発させ体温を下げています。
ワンちゃんは人間よりかなり低い環境下で生活しており、夏場のアスファルトの熱や日差しの照り返しの影響を受けやすい為、熱中症のリスクも高くなります。
こんな症状が出たら要注意です!!!
初期症状
パンティング・よだれが大量に出る・歯肉や舌、粘膜が充血、うっ血・頻派を起こす
重篤な症状
嘔吐・下痢・虚脱・意識が消失・痙攣発作
<応急処置>
①常温の水を全身にかける。②水で濡らしたタオルなどで冷やす。(首、脇下、そけい部)
<予防と対策>
屋内風通しを良くして、エアコンを26℃以下に維持するよう心掛けましょ!
屋外こまめな給水と、簡易的な体幹冷却法を取り入れる!
<お散歩>
気温が上昇した日中、炎天下の散歩は危険です
人間とは違い地面近く歩くワンちゃんには大きく影響が出ます。
散歩は気温、路地温度が低い早朝、夜間がおすすめです
少しでも異変を感じたら動物病院へ